ペイズリー
私はペイズリー柄が好きです。
一見すると単細胞生物のミカヅキモにもゾウリムシにも見えてしまいます。
たぶん夜な夜なウヨウヨ動いていると思います。
こちらは60年代のバンダナです。
うようよ動く系のペイズリーです。
ビンテージバンダナは100枚くらい所有しているので、またどこかで深く掘り下げて紹介しますね。
次のペイズリーは超男前のルックスのデザインでございます。
50’sの特徴であるボックス型のオープンカラーです。
このペイズリーはたくさんの部屋に閉じ込められており、ウヨウヨ動けない系でございます。
タグから推測すると当時のオーダーメイドのようですね。
もしかしたら同じ生地を使った別の服に、いつか出会えるかもしれないと想像するとテンションが上がります。
そしてもう一着
かなり派手に見えますが、着てみるとしっくりきます。
上のバンダナと同じくウヨウヨ動く系で、見ての通り細胞分裂が活発です。
そしてタグは・・・
BRITISH MADE と表記があるのでイギリス製です。
私のコレクションは9割8分アメリカ製ですが、イギリスやフランスのビンテージ物ももちろん大好物です。
ペイズリーのことを知らないがあまり、単細胞生物扱いしてしまったので調べてまとめてみます。
「 インドのカシミール地方のカシミア・ショールに使われていた伝統文様で、19世紀にスコットランドのペイズリー市でこの模様のカシミア・ショールが大量生産されたことからペイズリーと呼ばれるようになった。
この植物文様の起源は、西アジアに古くから伝承される“生命の樹”がモチーフとする説があります。
“生命の樹”とは、ほとんどすべての民族、文明の美術に見られる生命の象徴、樹木崇拝の一表象です。
ナツメヤシやボダイジュ、トネリコなどさまざまな樹木がモチーフとなっていますが、カシミール地方においては糸杉に由来するとの説があります。」
なるほど。
ペイズリー柄まだまだあるのでまたご紹介しますね。