ビーンブーツ
先ほど沖縄と奄美で梅雨入りの発表がありました。
いよいよ日本列島は長雨の季節のスタートです。
そんな雨の日に私はこんな靴を履きます。
こちらはL.L.Bean(エルエルビーン)のハンティングシューズ(愛称ビーンブーツ)で、本来はハンティング用に作れたものです。
この靴が雨の日に最適なのはL.L.Beanの歴史を振り返りるとお分かりいただけると思います。
「アウトドアマンであった創設者のレオン・レオンウッド・ビーンが1912年に地元アメリカ・メイン州でのハンティング経験を元に、作業用のゴム靴にレザー・トップを縫い付けた画期的なハンティングシューズを製造しました。
最初の注文は100足、しかしそのうちの90足が不良品として返品された。ゴム製の靴底と皮製のトップが剥がれてしまったのです。事業を失いかけましたが客に誠意を示すため、全ての客に返金をした。これが今でも受け継がれいる、無期限返品のL.L.Beanのポリシーの一つとなっている。
それから自分の商品を自分でテストしたり、どんな対価を払ってでも顧客を満足させ続けることの重要さを学び、その後改良を重ね、防水性、フィット感、そしてソールのグリップ強度を向上。信頼できる会社として急速にその地位を確立しました。」
私が履いているこのビーンブーツは80’sの物で、使用頻度は少ないのですが15年くらい履き続けています。きっと一生物になるかと思います。
そしてローカットもあり、こちらは女性が履いてもオシャレだし、何より機能的なので雨や雪の日、釣り、沢登りや野外フェスなどに重宝すると思いますよ。
こちらは90’sのアメリカ製で、L.L.Beanは衣料品などは様々な国に生産を振り分けていますが、ビーンブーツは一貫してアメリカ製を貫いています。
そういうこだわりも大事ですね。
そしてビーンブーツではないのですが、おまけ程度にこんな物もあります。
70’sくらいのアメリカ製で、ボディがすべてラバーで作られている変わり種です。
長ーい革紐が付いていたのですが、経年のためカチカチになっていたので処分しました。
雨の日に気分を変えるために、いつもと違うこんな靴達を履いてみたらいかがでしょうか。